開業届を出した話
こんばんは。クラリネット吹きの樋渡彩です。
突然ですが、先月末に開業届を出しました!
まわりに聞いてみると、同年代で開業届を出している人はほぼゼロ…
というわけで、今回は『開業届』についてまとめてみたいと思います。
◼️開業届とは?
開業届とは、
個人事業を開業したことを税務署に申告するための書類で、正式名称は「個人事業の開廃業届出書」です
フリーランスの確定申告の強い味方!Freeeという会計ソフトのホームページにはこう記載があります。
要は、「私は個人事業主(フリーランス)として、こういうお仕事をしますよ〜」ということについて税務署に届け出を出すということです。
開業届は開業から1ヶ月以内に提出が義務付けられています。
が、実は届け出を出さなくても特に罰則などはないようです。
しかし!
開業届を出すことによって受けられるメリットもあるわけです。それについてはこのブログ記事がとてもわかりやすいのでぜひ読んでみてください!
大学を卒業してまず管理が大変だな〜と思ったのは税金関係。自分で支払わなければいけない税金に対して、開業届を出し青色申告することによって控除が受けれるなら最大限受けたい…!
今回開業届を出そうと思った理由はいくつかありますが、この記事をよんでいなければきっと思い立つことはなかったと思います。
節税、大事!
◾️いざ!開業届を作成
それでは開業届の書類作成の仕方についてです。
これまた別の記事ですが、「タイムライン王子様」としてツイッターで名を馳せている、ライターのカツセマサヒコさん。
今年の春に独立されたのですが、開業届を出すという一連の流れをまとめてくれていました。
最近はちょっと調べればいろんな記事が出てくるし、何よりフォローしてた人がこういう記事を書いてくれたのはとてもタイミングが良かった!
さて、読んでみるとわかるんですが、わずらわしそうだな、と思う作業がほとんどありません(笑)
というわけで例に習い、会計ソフトの「Freee」を使って書類を作成。
入力する項目はざっとこんな感じ。
所得入力のところで悩んだりはしましたが、この数値もあくまで「見込み」とのことなのでとりあえずの収入目標額を書けば良いかなと。
あとは屋号!
決めなくても良いのですがせっかくなので。
ちなみにこれを登録すると、屋号で口座開設ができたりするようです。
音楽家なので本名にしましたが、ちょっとこだわりを出そうと思って樋渡の「樋」の字を戸籍と同じ正式な字体で出してみましたが…
(しんにょうの点二つが常用漢字なのですが、点一つの旧字体が本当の名前)
エラーで認識されませんでした。(笑)
ちなみにiPhoneの変換では出てきません。
◾️プリントアウトして税務署に持っていく
無事に書類の作成を終えたら、プリントアウトして捺印し、税務署に持っていきます。
ちなみに郵送でも可なのですが、Freeeはなんと書類作成の最後に最寄の税務署まで案内してくれて、プリントアウトすると説明書きのところに、その税務署の宛先まで印字してくれる。切って封筒に貼るだけなのでめちゃ楽ですね!!
例に漏れず私もお役所さんには待たされるイメージがめちゃくちゃありましたが、カツセさんの記事によると「ものの数分で終了」と書いてありました。でも一応半信半疑で暇つぶし用に本を一冊かばんに忍ばせて税務署に向かうと……
…………やはり待ち時間はほぼゼロで、目の前でポンとハンコを押され、
あっけなく終了しました。
「お疲れさまです〜」と窓口のおじさんに言われたけど、疲れること、まだ何もしてない。(笑)
ついでに「引っ越した場合」の住所変更の届け出について聞いてみたらそれ用の書類をくれたんですけど、「すいません今予備なくて一枚だけだけど…」って、優しい。ちなみにホームページからもダウンロード可能だそうです。
◾️開業届を出してみて
収入の目標額を記入して、ちゃんと文書で届出を出したことで、今まで以上に気がひきしまりました。
何より、収入目標額をちゃんと数字に出したことで、いい意味での「仕事しなきゃ!」というプレッシャーが強くなった気がします!
ですがメリットがある分のデメリットと言いますか、開業届を出して大変なのは帳簿付けや年度末に待っている確定申告だと思いますが、そちらは時期が来たら、必死こいて闘った記録をブログに更新したいと思います(笑)
◾️後日談
twitterでアンケートを取ってみました。
音大を卒業して、演奏やら指導やらで音楽を仕事にしている方。開業届を
出した 5%
出していない 79%
出そうか迷っている 16%
圧倒的に出していないが多数…!
そして出そうか迷っている人もけっこういるんですね。
現にこの記事を書いた後に「開業届出そうか迷ってるんだよね…」という連絡もあり、なかなか反響を呼んでおります。
まだ届出を出したばかりで何の恩恵も受けてない現時点の私では、自信を持って「出すべき!」と押し切ることはできませんが、どうやら「出した方が節税できるらしい」ということを記事の中で紹介しているブログなどによって知ってもらえると幸いです。
今はインターネットで調べればいろんな情報が簡単に手に入るので、迷っている方はぜひご自分でも調べてみてください!
いやあ、便利な世の中になったもんだ。
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