終演!【グリーン・タイ ウィンド・アンサンブル後期演奏会】
こんばんは!寒波に見舞われていますがみなさんいかがお過ごしですか?クラリネット吹きの樋渡彩です。
さて、もうだいぶ過ぎてしまいましたが、演奏補助として手伝いさせていただいておりました母校洗足音大の「グリーン・タイ ウィンド・アンサンブル」の後期演奏会がありました。
洗足には全部で4つの吹奏楽の授業があり、1年生によるフレッシュマン、2〜4年生が履修できるウィンドシンフォニー、ブルー・タイ、そして今回私が出演したグリーン・タイと並びます。一口に「吹奏楽」と言っても、それぞれカラーが違って聴き比べるのもとても楽しいです。そしてこのグリーン・タイ、私も学生時代履修していた授業でもあります。
■グリーンの大きな特徴
さてこのグリーンですが、大きな特徴として、企画運営責任者が作曲家で本学教授の伊藤康英先生が担当している、ということが挙げられます。音大ですから、第一線で活躍するプレーヤーの先生方に教わるのはもちろんですが、こうして少し目線を変えて、「作曲家の目線から」教わることで、楽曲分析、アナリーゼがより深く出来る、というところが魅力です。
そしてこれはもう、特権!とでもいいましょうか。伊藤先生がグリーンのために書き下ろしてくださった新曲や新編曲をいち早く演奏するという経験が出来る!
つまり、世界初演です!!
もちろん作曲家がすぐ側にいるわけなので、ここはこういう風に吹いてほしい、ここのfはこういう意図で書いた、なんていう細かいニュアンスがばっちり聞けてしまうわけなんです。改めて思うと、なんていう贅沢なんでしょう…
■今回のプログラム
今回の公演のプログラムは以下の通り。
- ルードヴィヒ・ファン・ベートーベン(伊藤康英編曲)/交響曲「ウェリントンの勝利またはヴィットリアの戦い」作品91
- レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ/イギリス民謡組曲
- フロラン・シュミット/ディオニソスの祭
- ダリウス・ミヨー/フランス組曲
- 伊藤康英/グリーンスリーブスの主題による幻想曲(世界初演)
- E.グレグソン/王達は出陣する
こちらがチラシ。左は前期、右は今回の後期プログラム!
吹奏楽曲に少しでも詳しい方はお分かりになるかと思いますが、
いや、もう、とんでもなく詰め込んだ盛りだくさんプログラム。
そして今回のプログラムノート、こちらもなかなかに貴重な冊子となっております。今回の公演に寄せて、指揮者ボストック氏からの寄稿が!詳しくは伊藤先生のfacebook投稿をご覧ください。
■本番を終えて
学生に混ざって大学の演奏会に演奏補助として乗せてもらえる事、短期間ではありますがとても勉強になります。
今回の本番を終えて、多方面から「すごかった」という声が聞こえてきたのも、やっぱりこのグリーンの音楽性とプログラミングがあったからこそだと思います。
内容が濃すぎて、あっという間だったけど3日分くらい消費した感じ(笑)
ご来場くださいました皆様、ありがとうございました。そしてグリーン・タイが気になった方、ぜひ演奏会にいらしてください!学生運営のtwitterアカウントからチケット承れます。(次回は前期演奏会、6月…?かな?)
なんだか私がただただグリーン愛を語る記事になりましたが(笑)、本当に最高な本番でした!また次回も演奏補助で乗れたらいいなと思います。
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