今話題の本を読んでみた
こんばんは。
こうも暑いとビールが飲みたくなりますね!
飲み会でビールを呑んでいると似合わないからなのか驚かれる率が高い、クラリネット吹きの樋渡彩です🍺
今日は、今読んでいる本『蜜蜂と遠雷』について書こうと思います。
と言ってもネタバレにならないよう、全力でお勧めポイントを…!
気になっている方はこのブログを読んで、一刻も早く本屋さんへ駆け込んでもらえると嬉しいです(笑)
さてこの本ですが、著者は『夜のピクニック』『六番目の小夜子』などで有名な恩田陸さん。
この『蜜蜂と遠雷』は、史上初の「直木賞」と「本屋大賞」のダブル受賞で有名にもなっているともあって、書店でも目立つところによく置いてありますね。
でも一体なんの話?とタイトルを見ただけではまったくわからない!
私も最初は「なんか有名になってるな〜」くらいにしか思っていなかったのですが、先に読んだ母から「ピアノの話。面白かった」という一言を聞いて、
とりあえず音楽が関係してる話なら読まねば!
と飛びつきました(笑)
ざっくりまとめると、日本を舞台にした国際ピアノコンクールのコンテスタント4人を主人公に、物語が進んで行きます。
きれいなあらすじの文章は実際の本の帯に任せるとして(笑)
まだ半分しか読んでいない私が言うのもなんですが、とにかく、
音楽描写がすごい!!!
まるで演奏を聴いているかのような臨場感を味わえます。
目次のあとには4人のコンクールでの演奏曲リストも載っているので、YouTubeなどで検索して聴きながら読み進めるのも良いと思います。
そして音楽の世界独特のリアルな感じも有り有りと描かれていて、音楽をやっている身としては共感もあり、また私たち管楽器奏者からは想像しなかったピアノの世界の闇のようなものも垣間見ることができます…
音楽をやっていない人でも、きっとこの文章には引き込まれるものがあるのではないでしょうか。
コンクールの結果が早く知りたいけれど、読み終えてしまうのがもったいないような、そんな気持ちになる本です。
ちなみにタイトルの『蜜蜂と遠雷』、なぜ蜜蜂なのかは冒頭の方でわかります。私が読んだところまでではまだ雷に関することは出て来ていない…?はず…?
何はともあれ、ぜひみなさん読んでみてください!私もこの記事を書き終えたら続きを読もうと思います(笑)
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